ルーン占いのやり方
ルーン占いでは、「ルーン文字」と呼ばれる記号のような模様が書かれた木片や石を使って占います。
この文字は古代の北欧で使われていたゲルマン諸語の一種であり、全部で25種類、全て意味が異なります。
ルーン占いでは、まず25種類のルーンストーン(ルーン文字が刻まれた石)と自分の手が全て収まる程度の大きさの布袋を用意します。
布袋の中にストーンを入れて混ぜ、占いたい事柄を考えながら掴みストーンを取り出します。ストーンに書かれた文字の内容、取り出した時の文字の上下を読み取る事でその事柄について占う事ができます。
ルーン占いの歴史
ルーン占いの歴史は古く、占いに用いる「ルーン文字」は北欧神話の神様であるオーディンによって作られたと伝えられています。
紀元後100年頃にローマの歴史家であるタキトゥスが記した歴史書には、ゲルマン民族がルーン文字を使って占いをする時の方法が書かれています。
その方法は現代に行われているルーン占いのやり方とほとんど変わりません。
はるか昔の時代から現代に至るまで、同じ方法で占いが続けられていることがわかります。
ルーン占いで何が占える?
ルーン占いは、西洋のタロット占い、東洋の易と同じ「卜占」という占いに分類されます。
これは占いたい事柄に対して引いたカードやアイテムの内容から物事の吉凶や可否、アドバイスを得るといったやり方の占いになります。
なので、占えるのは人間関係や仕事、恋愛といった中でも現在や未来にまつわる吉凶やアドバイス、「転職すべき?」や「彼に告白すべき?」といったYESかNOで答えられるような悩みを占うのに適しています。